一般的な小児矯正ですとⅠ期治療後に永久歯の歯並び・かみ合わせを整えるⅡ期治療を行う場合が多いですが、
顎顔面矯正を行った場合、Ⅱ期治療を行わなくてよいケースが多いため費用的に安くなるケースがございます。

小児矯正の3つの特徴

① 急速拡大装置を利用するため短期間で変化が出る

② 後戻りが少ない

③ 装置の装着時期が比較的短い

症例紹介

受け口(反対咬合)治療例

治療期間 3年8ヶ月

治療前
治療後
治療前
治療後

すきっ歯 治療例

治療期間 2年8ヶ月
治療前 治療後
治療前 治療後

すきっ歯 治療例

治療期間 2年
治療前 治療後
治療前 治療後

すきっ歯 治療例

治療期間 2年11ヶ月
治療前 治療後
治療前 治療後

すきっ歯 治療例

治療期間 2年11ヶ月
治療前 治療後
治療前 治療後

叢生(乱杭歯) 治療例

治療期間 3年5ヶ月
治療前 治療後
治療前 治療後

叢生(乱杭歯) 治療例

治療期間 1年8ヶ月
治療前 治療途中(1年経過) 治療後(8ヶ月後)

叢生(乱杭歯) 治療例

治療期間 1年
治療前 治療途中(1年経過)

すきっ歯治療例

治療期間 2年
治療前 治療後

過蓋咬合 治療例

治療期間 2年
治療前 治療後

小児矯正治療の目的 〜 お子さんの歯を模型のようにキレイな歯並びにすること 〜

ゴールは決まっていますが、
ゴールへたどり着くまでの道筋(方法)は2つあります。

1. ある程度発育が終了してから歯並びを治す方法

この方法は比較的短期間(2年程度)で矯正治療を終えます。
一本一本の歯を動かして綺麗に並べます。

2. 発育の不調和が原因であるあごの発育を促す方法

発育期のお子さんに行う治療ですので治療期間が長くなります。
あごの発育を促す(歯列弓の拡大)ことで、お子さんが本来持っている歯を並べる機能を、最大限発揮できる環境を整え、歯を綺麗に並べます。
それぞれの方法は同じゴールを目指しますが、発育期に行う矯正治療は歯並びだけでなくあごや顔面の発育に大きくかかわる治療なのです。

発育とは一刻の猶予もない緻密に連鎖した事象である

歯はなぜ丸く半円形に並ぶのでしょうか?

人類の歴史は、500万年前の猿人の時代から始まりました。
そして人から新人と呼ばれるようになったのは2万年前です。


それから氷河期を生き延びた頃にヒトのは歯は丸く半円形に並ぶようになったのです。
そのような経緯から歯並びに及ぼす遺伝子的因はわずか5%だといわれています。

大きな影響を与えるものは65%を占める環境的因子(生活環境)です。環境的因子とは歯を取り巻く筋肉のことを指します。
この筋肉の不調和が悪い歯並びの原因になっているのです。

発育のベースを整える

赤ちゃんの顔を正面から見ると目の位置がおおよそ下から3分の1の所にあります。

しかし、大人になると目の位置は上から3分の1ほどの所になります。
成長することで目の位置が移動したのでしょうか?

発育はいろいろな体の部分が均等に大きくなるのではなく、成長する順番が決まっていてそれぞれの体の部分がスムーズに連携をとって発育していきます。

では頭から顔・あごにかけての部分はどのような順番で発育するのでしょうか?

ヒトの脳を支えている頭蓋骨という骨は生後5年で成人時の80%発育が進みます。

その後、上顎の骨の発育のピークが10歳頃に、下顎は思春期まで緩やかに発育します。
そのような発育のメカニズムがわかると、先ほどの目の位置が移動したことも納得できます。

目は赤ちゃんの時には頭の3分の1程しかなかった顔面が発育することで大人になると目の位置が相対的に移動して見えるのです。

この緻密に計算されている発育のメカニズムが少しずれてしまうと大きな変化となることもあります。
私たちの役目は発育のメカニズムにずれが生じているようであれば、速やかに修正・矯正して健やかな発育へ誘導することです。
このような治療の考えを、私たちはお子さんのとても大切な部分(基本的な部分:ベース)を正しい発育メカニズムへと戻すという意味で「ベースを整える」といいます。
発育時にベースを整えることができれば、お子さんにとって生涯かけがえのない利益がもたらされます。

歯並びの悪い原因の80%を占めるのが上顎の劣成長です。

歯並びの不具(叢生、上顎前突、下顎前突、開咬)には上顎の狭窄(きょうさく)を伴うことが多く、骨格的要因に併せて機能的・習癖的要因も含まれています。

発育期に骨格的要因があれば早急に改善をすることが健全な発育を促すためには必須であり重要なことであると考えています。

そして歯列不正の原因を考えると、上顎の劣成長を改善させるために上顎を拡大することが大切です。

食事が歯並びに及ぼす影響も

日本の食生活・食習慣は大きく変化し、柔らかい食感が好まれ、あまり咀嚼を必要としなくても食べられる食品・メニューが増えてきています。上顎中切歯の幅径は近年次第に大きくなってきています。

個々の歯のサイズが大きくなる傾向にあるのに、噛まなくても食べられる食事形態で歯列の狭窄(きょうさく)になることは、小児期の早い段階から歯列不正が起こると容易に想像できます。

上顎を拡大することのメリット

上顎正中縫合、切歯縫合部を拡大することで上顎歯列弓が拡大するというメリットだけでなく、鼻腔の拡大も行えることは重要な意義があります。鼻腔の通気を改善すると、鼻呼吸が可能な状態を作り出せるのです。

鼻呼吸が行えると、姿勢の改善や鼻疾患が改善され、鼻粘膜を吸気が通ることで免疫力を向上させます。また鼻腔は頭部を冷却する役割をしているので、呼吸により冷却効果が増し知的活動にも好影響を及ぼします。

このように、主目的である歯列弓の拡大だけでなく副次的な鼻腔通気の向上により、お子さんたちの健やかな発育に対して計り知れない恩恵があるのです。

骨格筋の働き

骨格筋は骨の周りに付着して関節を中心に運動をつかさどる筋肉。

この筋肉は自らが運動することによって発達するとともに、付着している骨の発育も促しています。加齢による変化を穏やかにするためには、骨に対して適度な刺激を与えること、運動が大切なのです。

当然顎骨に付着している咀嚼筋群も同様です。咀嚼によって顎骨や周囲の骨の発達も促すことが正常な発育に欠かせません。顎位は咀嚼筋群や口腔周囲筋によってつくられているため、発育期における筋機能装置(アクチバートル・FKO)が正常な顎顔面の発育にはとても重要なのです。

具体的な治療方法

発育期は待ってくれません。一刻の猶予もない、といってもよいです。

この状況でしばらく様子をみましょうはありません。

もしもベースの不調和の兆しが見られたらすぐに治療を開始します。

ベースを整える治療とは、上下の顎骨が正常に発育するように成長を促す治療です。多くの症例の場合、上顎骨の狭窄(きょうさく)による影響が大きいので上顎骨を拡大する治療がスタートになります。

上顎拡大の方法には緩やかにする方法と速やかにする方法があります。
両者の違いは拡大するスピード・ベースの違いです。

両者ともに利点・欠点がありどちらが良いというものではありません。初行きは一刻の猶予もなく緻密に計算されているので、私は限られた時間の中でスピーディーかつ確実に拡大をさせることを考えます。

小児の矯正治療では速やかに拡大させる方法「急速拡大」を行うことが多いです。上顎を拡大・成長促進させ下顎の歯列を整えたところで再度診査を行い必要があれば筋機能装置を使います。

急速拡大は縫合がルーズなお子さんでも決して楽な治療ではありません。

好転反応とはいえ鼻水・鼻血が出やすくなったり、様々な症状が出ることがあります。一時的に起こる不快な症状が装置入っていることが原因であれば、速やかに装置を取り除きます。

装置が正常に働いている場合には頑張りましょうと励ますだけです。

私は診療室でお子さんとわずかな時間接するだけですが、ご家族の方は24時間一緒にいます。
辛い時は励ましてお子さんと一緒に治療を乗り越えていかなければならない時があるかもしれません。
辛いお子さんを見ていると装置を外してほしいと思うことがあるかもしれません。
ですが、私は絶対に装置を外しません。お子さんのゴールを目指して本気で取り組んでいるからです。
ですから治療を始めるにあたってご家族の方も治療を絶対にやり遂げる強い気持ちを持って臨んでほしいのです。

矯正器具の種類

かみ合わせや生活環境に合わせて最適な装置をご提案致します

ツインヘリックス リンガルアーチ 拡大装置(Hyrax type)
TPA(トランスパラタルアーチ) 筋機能装置(アクチバートル・FKO)

靴と足の関係

上下顎の歯列弓は靴と足の関係に似ています。

上顎が靴で下顎が足です。
歯の交換順序により下顎の前歯が先に萌出するため下顎前歯部の叢生に気が付くことが多いです。
そして上顎前歯部はまだ乳歯のため叢生が認められません。
この状況で上顎が小さいことが原因で下顎前歯部に叢生が出ていることはイメージしづらいのです。
ですが靴と足の関係に置き換えるとわかりやすいでしょう。

靴が小さいため足が痛くなり、まめができている状態と同じです。
足にまめができていれば大きな靴に履き替えることが必要なように、小さな上顎のために下顎前歯部に叢生が出ているのであれば上顎の状態を改善することが必要です。

 

歯並びを決めているもの

歯はあごの骨に沿って並んでいるのだと勘違いしている人が多いです。
実は舌の形に沿って並んでいるのです。

食べ物を食べている時舌と頬の筋肉が一生懸命動いて、食べ物を歯の上に移動するため上下の歯が噛み合い咀嚼されるのです。
たまに食べ物の代わりに舌を噛んでしますことがあります。舌が食べることを邪魔しているのではなく噛むタイミングがずれてしまっているからです。ということは舌がしっかり内側から歯を外側に押さないときちんと並びません。
「良い歯並びは舌の姿勢で決まる」ということです。舌の姿勢が良ければ歯も綺麗に並んでいます。

いつから舌の姿勢に気をつければよいのでしょうか?舌は生まれた時から動いています。
ミルクを飲み始める時から運動をしています。
母乳を飲んでいる赤ちゃんは顔を真っ赤にして盛んにあごを上下に物を噛むように動かしています。
哺乳瓶ではミルクを飲むために口をとがらせ吸っています。この違いが舌の姿勢となってあらわれるとも言われています。
歯並びの原因は授乳から始まって日常の食事のしかたが大きく影響しています。
一口30回よく噛んで良い歯並びを手に入れましょう。

小児矯正の治療費について

一般的な小児矯正ですとⅠ期治療後に永久歯の歯並び・かみ合わせを整えるⅡ期治療を行う場合が多いですが、
顎顔面矯正を行った場合、Ⅱ期治療を行わなくてよいケースが多いため費用的に安くなるケースがございます。

治療の流れ

初診:カウンセリング(1時間:2,500円+消費税)

初診時は問診表の記入、患者さんの登録などございますので、お早めにご来院ください。
ご来院いただきましたら、受付の手続きを行っていただきます。
矯正治療についてカウンセリングを行います。

 

2回目:矯正精密検査 (50,000+消費税 )

模型採得、レントゲン検査、顔貌・口腔内写真、鼻腔通気道検査を行います。

何かご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。

 

 

3回目〜:具体的な矯正治療方法について説明後治療開始

治療内容の確認、いよいよ治療開始となります。

矯正終了後:メンテナンス (3ヶ月に1回程度)

矯正終了後も定期的なメンテナンスを行うことで、後戻り・虫歯・歯周病の予防をおこないます。

生涯患者様ご自身の歯で生活頂けるようサポート致します。

クリニック紹介

院内紹介

受付

治療に関する事等なんでもお気軽にご相談下さい。セルフケアグッズも充実しております。

待合室

当院の待合室では患者さんにリラックスしていただけるように、ゆったりしたスペースをご用意しております。

診察室

明るくリラックスできる診察室です。

キッズスペース

お子様も楽しく歯科医院に通院できるキッズスペース

ドクター紹介

こんにちは小児矯正担当 院長の井出 壹也 (いで かずや)です。

インフォームドコンセント(説明と同意)を大切にし、誠実な治療を目指します。

10年前に体調を崩してからまわりの人に支えられていたことに気付かされた。

そして周囲の人への感謝することの大切さを学んだ。また毎日同じように過ごせることがとても幸せだということを教えてもらった。

これからもいで歯科医院がみんなが一番輝ける職場に成れるようにしていきたい。
そして未だに私の体調を気にかけてくれる故郷にいる両親に感謝の気持ちをいろんな形で伝えていきたい。

経歴・所属学会

略歴

日本大学松戸歯学部 卒業
[平成 6年] 日本大学 松戸歯学部 助手(口腔診断学教室)
[平成11年] 米国 ルイジアナ州立大学 歯学部 客員研究員
[平成13年] 日本大学 松戸歯学部 講師
[平成16年] いで歯科医院 開業

所属学会 日本口腔診断 学会
IADR(International Association of Dental Research)
日本口腔 歯学会

当院で実際に治療された患者様による直筆アンケート

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住所

千葉県松戸市西馬橋相川町117
グリ-ンビレッジ馬橋1F

最寄駅

JR常磐線 馬橋駅西口から徒歩10分

診療時間

 
午前診療
(9:00-13:00)

午後診療
(14:30-18:30)

※ 土曜日の午後診療は、14:30〜17:00 となります。

休診日

木曜日 日曜日 祝祭日

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一般的な小児矯正ですとⅠ期治療後に永久歯の歯並び・かみ合わせを整えるⅡ期治療を行う場合が多いですが、
顎顔面矯正を行った場合、Ⅱ期治療を行わなくてよいケースが多いため費用的に安くなるケースがございます。